6月3日(火)名古屋フィルハーモニー交響楽団による<舞台芸術等総合支援事業(学校巡回公演)>が横須賀市立田浦中学校にて実施されました。
プログラムの中の<オーケストラと共演しよう!>というコーナーは、学校のリクエストに応じて内容と曲が決定されるとのこと。
田浦中学校音楽部(箏)のご希望で拙作「さん・さん・さくら」をオーケストラと共演したい!とのことで、
名フィルさんからのご依頼を受けて「さん・さん・さくら」をオーケストラ版に編曲いたしました。
当日のゲネプロでは、指揮の辻博之さんの暖かいご指導で、田浦中の箏曲部の生徒さん方もそれまでの緊張が少し和らいだご様子。
本番では箏曲部12名の生徒さん方に講師の織戸一美先生も加わり、溌剌とした演奏でオーケストラとの初共演を見事に実現され、
名フィルも優しく包み込むような響きを醸し出してくださり、和と洋の共鳴しあう素敵なひとときを過ごさせていただきました。
「さん・さん・さくら」がこのような形で再演されるとは、これまで全く想像もしていなかったことですので、
とても嬉しく思い、このような機会に恵まれましたこと、心より感謝しております。
今後もこのような共演が全国的に広がるといいなあ・・・なんて、夢広がります。